ちばのお米の郷土料理

千葉県は、古くから稲作が行われてきた全国有数の「米どころ」であり、お米を使ったさまざまな郷土料理があります。
うるち米から作られた「性学もち」や、平成19年に「農村漁村の郷土料理百選」に選ばれた「太巻き祭りずし」がその代表例です。
ちばの恵みをたっぷり使用した郷土料理や各種イベントをご紹介します。
 

性学もち

「性学もち(つきぬき餅)」は、幕末の農村指導者大原幽学が農家生活の改善において食生活の面から考案したものです。
性学もちはうるち米を粉にしないで、米状のまま二度蒸ししてからつくため、もち米で作られたお餅とは違った食感や調理方法を楽しむことができます。

性学もちの特徴

  • 汁物に入れても溶けない
  • 粘り気が少なく、のどに詰まりにくい
  • きめ細かく、食感が柔らかい
  • 炒めても溶けず、油との相性が良い
  • 固くなるまで2日ほどかかるため、加工が容易
※性学もちの特徴については、こちらをご覧ください。            
      ⇒資料「性学もち」の特徴
※性学もちの作り方については、こちらをご覧ください。    
         千葉県担い手支援課ホームページ





 太巻き祭りずし

「太巻き祭りずし」は、古くから冠婚葬祭など地域の行事食として主に農村部で伝承されてきました。
平成19年に「農村漁村の郷土料理百選」に選ばれるなど、千葉県の伝統郷土料理として親しまれており、現在は千葉伝統郷土料理研究会と千葉県が主催(後援:千葉県産米需要拡大推進協議会等)し、「太巻きずしデザインコンテスト」が開催されています。
平成27年度に開催された第9回太巻き祭りずしデザインコンテストでは、一般の部693作品、小学生の部492作品の応募があり、各部門10作品が見事入賞いたしました。
皆様も是非、「太巻き祭りずし」を体験してみませんか?

※太巻きずしの詳細については、こちらをご覧ください。